繊細ちーさんの優しい笑顔の向こう側

繊細さをプラスに変えて50歳から楽しむことを見つけていくブログ*アダルトチルドレン*HSP*

卒業式、入学式「式」と名のつくものは苦手です

先日、義母のお葬式でふと思いました。



私は「式」と名のつくものは苦手だな・・・



苦手という表現が合ってるのか分かりませんが、「式」独特のかしこまった空気感や静けさみたいなものが身体全体に伝わってきて疲れます。



お葬式が疲れてしまうのは当然だと思うのですが、卒業式や入学式、だいたい「式」と名のつく文字を見ただけでも緊張感みたいなものを感じます。



自分が出席するしない関係なく、卒業式、入学式シーズンになるとなんとなく心がざわざわします。



春の穏やかな気候は大好きなのだけど、心のどこかで春が苦手なのは「式」が多いからかもしれません。



でも、そう感じるようになったのは大人になってから。どちらかというと学生時代は卒業式も入学式もわくわくして楽しみだった記憶があります。



いつから苦手と感じるようになったんだろう・・・



おそらく、親になってから。二人の子どもの入園式、卒園式、入学式、卒業式・・・と重ねるごとに苦手になってきたように思います。



「式」を何度か経験していくとさすがに慣れても良さそうなのに、私の場合は無駄に緊張感を重ねて膨らましてしまったようです。



「式」に出席するたびに、子どもへの心配や親としての責任や、これから始まる未来への不安みたいなものが私の中で勝手に増えていったのかなと思います。



初めて「式」が苦手と言えました。



なんとなく自分の中で分かってたことですが、改めて言葉に出すと少し楽になったような気がします。



テレビで卒業式のニュースが流れると自然とチャンネルを変えてしまうけど、卒業式で皆で歌う卒業ソングは好き。



入学式で着る華やかなスーツの折り込みチラシを見つけたら、見ないように片付けてしまうけど、小さな子どもたちが大きなランドセルを背負って見せる笑顔は好き。



好きなものに目を向けると、苦手なものも苦手じゃなくなるのかな。



50歳になってもまだまだ自分のことが分からないことがあります。それでも、そんな自分を少しだけ笑えるようにもなっています。



最後まで読んでいただきありがとうございました。