こんにちは、ちーさんです。
皆さんは「待つ」こと、好きですか?嫌いですか?
日々暮らしていると、色んな場面で待つことってありますよね。バスや電車、レジや銀行の窓口、カップ麺の3分や、かかってくるはずの電話、ネット注文した洋服など。そう考えてみると、一日の中で数えきれないほどの待つことがあります。
せっかちさんにとったら待つことは苦痛かもしれません。私は割と平気ですが、さすがに長時間になるとイライラしたり不安になったりもします。
そういう意味では待つことは好きじゃない人が多いかもしれません。
最近「タイパ」という言葉を知りました。
「タイムパフォーマンス」
かけた時間に対する効果や満足度を表す言葉のようです。
Z世代と言われる若者が、ドラマや映画を倍速で見たり、音楽も間奏を飛ばしてサビだけ聴いたりすると知り驚きました。時間をいかに効率良く使うかが重要視されているようです。
たくさんの情報の中で生まれ育った若者たちは、自分にとって必要な情報をいかに最短で最速で集めるか、その手段を見つける術が優れてると感じます。というかそうせざるを得ないのかもしれません。
便利な時代にはなったけど、なんだかとても窮屈な世界になったような気がします。
そんな時代の中、私はあえて「待つ」ことを楽しんでみようと思っています。以前から読んでみたい本があるのですが、本屋に行けば1400円で買える。古本屋では1000円で売られていました。試しに図書館で借りれないか確認したら20人待ちとのこと。
そこであえて、待ってみようと思いました。21番目。いつになるのだろう・・・今年中に読めるかなあ。でもなんだか待ち遠しくてわくわくする。
しかも0円、コスパ最高。
未来に楽しいことが待ってると、その日を迎えるまでの時間も楽しくなる。ビックイベントでなくても、ほんの小さな楽しみを一日の中に作っておくと毎日が楽しい。
風呂上がりのアイスとか、楽しみにしてるドラマとか、大きな楽しみではないけど小さな楽しみの積み重ねが幸福度をぐんと上げるような気がします。
私にとっての「タイパ」はあえて
待つ時間を作り、その時間を楽しむ。
先日、長い行列に並んで大好きな大学芋を買いました。待ってる間に見上げた秋空の一枚。葉っぱのグラデーションに癒される。大学芋も美味しかったし、秋を満喫した幸せな一日でした。
一日24時間をどう使うかは人それぞれ。出来るだけ穏やかな時間を過ごしたいと願いながら、今日も予約した本を楽しみに待ちます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。