こんにちは、ちーさんです。
皆さんは、大人になっても苦手で食べれないものってありますか?
私はひとつだけあるんです。それは・・・
”グリンピース”
子供の頃から苦手で、大人になってもやっぱり苦手。買ってきたチャーハンやコロッケとかに入ってた時は不意討ちされたようでかなり動揺します。
小学校の給食を思い出しました。たまーに入ってるんです。グリンピース。ミートソースやシュウマイの上に乗ってたりして。グリンピースが入ってるメニューの日は憂鬱でした。当時、給食は最後まで残さず食べるのが当たり前の時代でしたよね・・・
小学校一年生の時、出席番号が前後で仲良くなったしのぶちゃん。グリンピースが苦手だと話したらすごくびっくりされたんです。すると、
「私、大好きだから食べてあげるよ!」
グリンピースが大好きなんて信じられない!驚きながらも本当に嬉しくてその日から給食が楽しくなりました。
ある日の給食中、困った顔でしのぶちゃんが言ってきました。
「ちーさん、”たけのこ”食べれる?私食べれないんだよね・・・」
「私、大好きだから食べてあげるよ!」笑顔で私はしのぶちゃんの器からいくつかたけのこをもらいました。
給食のあとの休憩時間、私としのぶちゃんは同盟を結んだのです。
「グリンピースとたけのこ同盟」
給食でお互い嫌いなものが出たら食べ合おう。この同盟のおかげで給食は安心出来る楽しい時間になりました。
思えば、私はたくさん苦手なことがあります。苦手なことを得意に変えようと必死に頑張ってた時期がありました。
でも、グリンピースと一緒で苦手なものはやっぱり苦手。克服しようと思っても出来ないものは出来ないのです。
しのぶちゃんとの同盟を思い出します。世の中には私が苦手と思ってることが得意な人がいて、反対に他の人が苦手と思ってることが私には得意なこともある。
お互いの苦手を、お互いの得意で補い合えばみんな安心出来るのかも。
苦手を責めず、得意を伸ばす。安心して「苦手です」と伝えられる人や環境が増えたら、きっと安心して得意を伸ばすことが出来るような気がします。
苦手なことを克服しようと努力することは決して悪いことではないけど、出来るだけその努力を得意な方に向けていきたいなとこの年齢だからこそ思うようになりました。
子供たちにもつい、出来てないことに対して小言を言いたくなります。そういう時は一呼吸おいて、なるべく出来ていることの方に目を向けるようにしています。
そして、グリンピースを食べてくれる夫に感謝しながら、今日も自分の得意なことを探します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。