繊細ちーさんの優しい笑顔の向こう側

繊細さをプラスに変えて50歳から楽しむことを見つけていくブログ*アダルトチルドレン*HSP*

怒ってる人がいると逃げ出したい

こんにちは、ちーさんです。
たまーに、怒ってる人に遭遇する時があります。そういう時はツイてないな・・・と思います。怒ってる人のエネルギーは凄まじい。周りの影響を受けやすく疲れやすい私は、出来るだけ早くなるべく遠くへ避難を試みます。


HSPアダルトチルドレンの私は、怒ってる人を見るのはとても苦手です。怒られてる人を見るのも苦手。もちろん、自分が怒られるのも苦手。心に痛みが走ります。今日はそんな怒ってる人のお話です。



◆◆◆目次◆◆◆

 

トラウマ?

私が3歳だった頃にさかのぼります。アルコール依存症だった父は、その日もお酒に溺れていました。そして突然怒りを爆発させ、壁に何かを投げつけました。その大きな衝撃音で幼い私は凍りつきます。動くことも声を出すことも出来ず、恐怖でじっとしているしかありませんでした。


大人になってから、その投げたものが『重たいセロテープ台』だったことを知ります。母に投げつけたようですが幸い身体には当たらず、壁に当たったみたいでした。その後も、父がお酒を飲んでは怒りをぶつける場面を見てきました。


普段優しい父が、お酒を飲むと豹変し怒る姿は恐怖しかありませんでした。もしかしたら、その幼少期の体験が怒りに対しての拒否感に表れてるのかもしれません。

 

職場で

ある日突然、近くの机に座っている男性Aさんが怒鳴り声を上げました。怒ってる相手は電話の向こう。普段は温厚な人なので余計怒りが伝わってきます。内容を聞いてると、確かに相手側が悪いようにも聞こえる。


だとしても・・・私はその場に居られなくなりトイレに逃げ込みました。
「はぁー」とため息をついて考えます。「もう電話終わったかなぁ・・・」
いつもよりゆっくり手を洗い、鏡を見つめ、覚悟を決めて席に戻ります。


電話を終えていたAさん。何事もなかったかのようにパソコンの前に座っている。でも私の中での温厚なAさんは「怒ったら怖い人」に上書きされてしまいました。


職場での怒りは周りにとても影響を与えます。どんな場面でもやはり仕事中は怒りを鎮めるのがマナーなのかなと思います。とても難しいことですが・・・

 

スーパーのレジで

私の前に並んでた40代ぐらいの夫婦。なんとなく急いでる雰囲気がありました。その夫婦の前の人がレジで会計をしてたところ、レジに不具合がありクレジット払いがうまくいかずなかなか会計が終わりませんでした。


やっと会計が終わり、店員さんはそのお客さんにお詫びをしてから次の夫婦の会計を始めました。すると、その夫婦の夫が店員さんに向かって怒り出したのです。


「はっ?俺らには謝らないの?俺ら相当待たされてんだけど!!!」


その夫は会計中ずっと怒り続け、店員さんがお詫びしても怒りは収まらずサッカー台で荷物を積めながら、ぶつぶつ奥さんに愚痴っていました。


「この人相当ストレスが溜まってるのかな・・・」
目を合わせないよう下を向きながら考えてしまいます。いや、だとしても、そんなに怒らないといけないこと?心がざわざわしてきます。



駅のエスカレーターで

大きな駅で混雑してたある日。エスカレーターも人が多かったので、しょうがなく隣の階段を上っていました。すると、エスカレーターで言い合う声が聞こえる。
見るとおじさん同士のケンカが始まっていました。エスカレーターに乗る際、割り込まれたと怒ってる様子。


エスカレーターが昇っていくと共に、二人のおじさんの怒りもヒートアップし、降りてからもお互い一歩も引かずつかみ合いのケンカになっていきます。とうとう一人が相手を突き飛ばし、捨て台詞をはいて人混みの中へ消えていきました。


エスカレーターでのケンカ。一歩間違えれば、大事故につながりかねない。当事者以外の人も巻き込んでしまってもおかしくない場面でした。事故がなくホッとしつつも、いったい何をそんなに怒ってるの?と疑問が湧いてきます。

 

怒っても良い事はない

時と場合によっては、怒りを相手に示すことも必要かもしれません。相手を心から思い、良い方向に行くための怒り。でも、心がざわざわする怒りはきっと良い事がないような気がします。


そう言う私も、怒りまではいかなくてもたまにイラッとすることはあります。そういう時は、だいたい自分に余裕がない時。怒る人はどこか気持ちの中に余裕がないのかなと思います。


自分に余裕がないと、きっと相手を思いやる余裕もないはず。周りが見えなくなって、冷静さもなくなってしまいますね。


普段から、自分の中の余白の量を知っておくのは大事です。なるべく怒ってる人には遭遇したくない。自分も日々心穏やかに過ごすことを気をつけたいと思います。

 

最後に

コロナ禍も出口が見えない日が続いています。きっと誰もが相当なストレスを抱えているはず。目に見えないストレスだけど、怒りとなって見えてくることがあります。出来るだけその日のストレスはその日のうちに解消したいものですね。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。