繊細ちーさんの優しい笑顔の向こう側

繊細さをプラスに変えて50歳から楽しむことを見つけていくブログ*アダルトチルドレン*HSP*

50歳から始める【人生の逆算】と【覚悟】

こんにちは、ちーさんです。
着実に50歳に近づいてる日々を過ごしています。鏡を見ると、間違いなく年を重ねているなぁ・・・と危機感を感じます。シミやくすみ、気になるところが増えてきてるし、背中も少々猫背気味。思わず、背中をピンと伸ばして肩甲骨を回してみたりします。


最近ふと自分は何歳まで生きるのかな・・・と思ったりします。そして、それまでにやっておきたいことはないか考える日が増えてきました。今日はそんなお話です。



◆◆◆目次◆◆◆

 

人生の逆算

いつか、手相占いに行った時のこと。占い師のおばさまに言われました。


「あなた、90歳まで生きるわよ!」


いやいや、そんな訳ないじゃん、と思いながら聞き流しましたが、もしそれが本当だとしてもあまり嬉しくありませんでした。


生きることに不器用な私。なかなか90歳まで生きる勇気がない。かと言って、短命と言われても嬉しくない気もする。矛盾してる。


私の父は63年の人生でした。
アルコール依存症で最後までお酒をやめられなかった人生。
短い人生だったけど、父は幸せだったのかなと考える時があります。


私の母は現在77歳。喜寿を迎えても現在も仕事を続けています。パワフルな母ですが、いつまでも元気でいられる訳でもなく老いを感じてるようです。


そう思うと私なんかまだまだ若い、これからだ。シミやくすみなんかかわいいものかもしれません。


でも、ある程度自分の人生の終わりを設定し、逆算することは大事かもしれないと思うようになりました。終わりがあると思うと、日々の暮らし方にも【覚悟】のようなものが生まれるような気がします。

 

親に対する覚悟

父と母の間をとって、私の人生は70年で設定してみました。だとしたら、あと20年。長いような気もするし、短い気もする。具体的に数字が出るとこれからの人生、目標みたいなものが浮かびやすい。


現在は幸せなことに、私の母も夫の両親も元気でいてくれています。でも、間違いなく近い将来「老いと介護」に直面する。いつまでも元気ではいられない。その時自分は対応出来るだろうか。今のうちに出来ることはなんだろう。


最近、母は老いることへの不安を口にするようになりました。しかも高齢化社会。施設も空きが少なく待ってる人がたくさんいる。子供や孫たちに迷惑を掛けたくないという母なりの考えや、自分の人生の覚悟みたいなものを感じるようになりました。


私も母親の覚悟に寄り添い、いつか必ず訪れる親の介護や別れに覚悟を持ちたいと思います。そして、その覚悟に対応できる精神的な強さも身に着けたい。




子供に対する覚悟

私の二人の息子は成人していますが、まだ学生。自立にはまだ時間がかかるようです。それぞれ自分の進む道に向かってはいるけど、金銭的には親の支えなしでは進めません。


自立していない今、息子たちとの距離感に悩む時があります。あまり口を出さないようにしたいけど、色んなことに気が付きやすいHSPの私。心配性も加わりあれこれ口が出てしまいます。


子供が自立していくには、親はどうするべきか葛藤する場面がたまにあります。これが正解か不正解か答えが出るのはきっとまだ先の事。程よい距離感を保ちつつ、着実に子離れをしていく。そして自立し巣立っていく日を覚悟しながら今日もあれこれ心配します。

 

自分に対する覚悟

私は息子二人が生まれた時、この子たちはきっと離れていくものなんだと覚悟したのを覚えています。息子二人がいなくてもしっかり生きていきたい。そういう思いがずっとあります。


でも正直自分は、夫はもちろん色んな人の支えがあってここまで生きてこれてます。自立出来てるかと聞かれたら、きっと出来てないと答えます。夫や子供がいなくなったらどう生きていくだろう。


私が人生を終えるまでにしたいことは、


精神的に自立し、自分に自信を持って生きること



もし残り20年あるなら、きっと出来ることがあるはず。それを探しながら日々暮らしていきたいと思います。

 

最後に

50歳という年齢は自分にとってターニングポイントのような気がします。ここから、自分次第で生き方を変えることが出来る。人生最後の日、幸せな人生だったと心から思えるように毎日を大事にして過ごしていきたいと思いました。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。