繊細ちーさんの優しい笑顔の向こう側

繊細さをプラスに変えて50歳から楽しむことを見つけていくブログ

自分の中にある『ものさし』の話

こんにちは、ちーさんです。
皆さんは持ってませんか?自分の中の『ものさし』
その『ものさし』で色んなことを測って、頭の中であれこれ考え判断し行動する。でもそもそも、この『ものさし』って本当に正しいの?今回は自分の中の『ものさし』のお話です。

 

 

自分で作り上げた『ものさし』

人は誰もが生まれ持った気質があります。それに加えて、育った家庭環境や人間関係など様々な経験を経て自分の『ものさし』を作ってるのかなと思います。


自分の親の考えがそのまま『ものさし』になっていることもあれば、その考えに反発することで新たな『ものさし』が出来たり、


学校で教わったことがそのまま『ものさし』になっていることもあれば、その考えに反発することで新たな『ものさし』が出来たり、


人はたくさん経験して、考え、学び、その中で自分が正しいと思う『ものさし』を作って、無意識に使ってるのかなと思います。

 

自分に対しての『ものさし』

私はどちらかというと色んな物事に対して融通が利かず、いわゆるゼロヒャク思考でした。0か100か。白か黒か。正義か悪か。こうじゃないとダメ!とか、こうしないといけない!とか、とにかく決めつけていました。


HSPという生まれ持った気質や、私の育った家庭環境、人間関係、色んな要素が加わって出来た『ものさし』を正しいと思い込み、自分を測る。自分が思う基準に合ってないと判断した時は、とことん自分を責めていました。自分の事を過大に評価し過ぎたせいで、自分を苦しめていたんだと思います。


身の丈を知る


この年齢になったからこそ、だんだん本当の自分の丈を測れるようになってきました。身の丈を知るうちに、今まで自分が持っていた『ものさし』が少しずつ変化しています。


自分に対して無駄に測ることをやめてみました。他の誰かと比べたり、過去の自分と比べたり。今の自分が自分。それでいいと思います。

 

他人に対しての『ものさし』

かつての私は、自分の『ものさし』に合っていない人に対しては、拒否感みたいなものを強く感じていました。自分が正しいと心から思い込んでるだけに、本当にやっかいです。


夫婦関係や子供の育て方にしても、今振り返ってみると自分だけの考えで押し通したこともあったなと反省しています。


自分勝手な思い込みの『ものさし』は偏見につながります。


この偏見によって色んな人を傷つけていたかもしれません。他人はもちろん自分に対しても。



『ものさし』の正しい使い方

人はそれぞれ自分の中の『ものさし』を持ち、きっとそれが正しいと思って使う。でも、自分に対しても他人に対しても、苦しめたり傷つけたりするようなら、修正が必要です。


時々、自分の意見をどう思うか夫に聞くことがあります。「私はこういう考えで、こうしたいと思ってるけどどうだろう?」それに対する夫の反応はさまざまです。意見が違う時は理由を納得するまで聞くようにしています。色んな人の意見を聞いてみるのは大事なこと。


そして、納得できた時は『ものさし』を修正します。


子供との対話でもつい自分の『ものさし』で発言しそうになります。思わず頭ごなしに否定しそうになった時は、保留にして時間を置いてから自分の意見を言うようにしています。私の意見と子供の意見、きちんと向き合うことは大事です。



子供から『ものさし』の間違いを教わることが多いです。


教わった時はまた修正します。

 

『ものさし』は年齢を重ねるごとに修正していくもの

年齢を重ねると、間違いに気づきにくくなります。凝り固まった考えは簡単に変えられなかったりしますよね。間違いを注意してくれる年上の人もだんだんいなくなるし、年下からは気を使われて、なかなか言ってもらえないものです。


それでも、間違った時は認め、修正するを繰り返し、年を重ねるごとに頭を柔らかくしていきたい。

 

それが私の目標です。

 

最後に

読み返してみたら、やたら『ものさし』という言葉を使ってました。お許しを・・・

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。