こんにちは、ちーさんです。
先日、コンビニに行った時の話。めちゃくちゃ混んでる時間帯なのにレジのスタッフは何故か一人。セルフレジとはいえ、やる事はたくさんある。しかも商品を探しているおばあちゃんに捕まり困っている様子でした。
他のスタッフいないの?休憩?いや、でもこんなに混んでたら普通出て来るけど。
コンビニでパート経験がある私はあれこれ考えをめぐらせ、一人で頑張ってるスタッフが妙に気の毒になってしまいました。
この店も人材不足かな・・・あの頃を思い出します。
子供がまだ小さい頃、近くにコンビニがオープンするという事でそのオープニングスタッフとしてパートを始めました。3年半勤めましたが、その間は常に人材不足でワンオペは当たり前。
しかも、コンビニってめちゃくちゃやる事がある。完全に舐めていました。
今思えば、マルチタスクが苦手な私には向いてない仕事だったのかもしれません。さらに唖然とさせられる行動をとるスタッフが何人もいました。
本当に仕事運がツイてない私。
さて、これからの話はあくまでも10年以上前の話。笑い話として読んでください。
実際に私が一緒に働いてきたスタッフの実話です。
研修担当女性Aトレーナー
研修初日から何故か主婦への対応が冷たい。学生さんをやたら褒めちぎるAトレーナー。研修は15時まで。終わって私たち主婦が帰ろうとした時こう言ったのです。
A「えっ、帰るの?学生さんはこれから残って自主練習するのよ。この子たちは学校にも行って勉強頑張ってるのに。あなたたちそんなんじゃ、いつまでも覚えられないと思うけど(怒)」
私たち「えっ?」一瞬黙り込みます。
私「これから幼稚園のお迎えなんです」勇気を持って言いました。
A「あっ、そう。それじゃあしょうがないわね」明らかに納得してない様子。
ある一人の主婦さんが私に言いました。
「Aトレーナーって学生をやたら褒めてるけど、私たち主婦を暇だと思ってる感じよね。主婦なんて一日も休みがないのに!本当バカにしてる!」
確かにその通りと思いました。そしてその研修中に3人の主婦さんが辞めていきました。辞めた判断は正しかったのかもしれません。
「嫌な予感がする・・・」
その予感は残念ながら的中することになります。結局オープニングスタッフは1年足らずで私以外全員辞めていきました。
新入り男性20代Bフリーター
新しく入って来たばかりのBさん。平然と当たり前のように、廃棄のおにぎり&弁当を持って帰っている。必ず廃棄しないといけないのが店の決まり。一緒の勤務の日、突然バックヤードに入ったかと思うと、弁当でパンパンになったリュックを背負い着替えて出て来たBさん。
B「ちょっと、一回家に帰って置いてきます。」
私「いや、ちょっと仕事中でしょ。ダメよ。」
B「いや、すぐ戻りますから~」
私「ていうか、廃棄のものは持って帰ったらダメだと思うよ」
B「みんなやってますよ。店長だってやってますから」
私「・・・」
とても勇気を出して注意したのに、こんなにも簡単に言い返され立ち尽くす私。結局Bさんは帰ってしまい、戻ってくるまで私は一人で勤務。
なんか、もう脱力感しかない・・・
非常識な女子高生Cさん
Cさんは自分の飲みかけのホットドリンクを売り場のホットドリンク棚に置いて保温するのが当たり前になっていたようです。それが、ある日バレることになります。
寒い日の朝、お客さんがレジに持ってきたホットドリンク。それがまさかのCさんの飲みかけのドリンクでした。それをたまたまCさんのレジに持って行き、気付いたCさんはドリンクを入れ替えお客さんに渡しました。そして私に言います。
C「あの客バカか。普通飲みかけって気付くだろ!」※一応女の子です
私「・・・」
そういう問題ではないんだけど・・・
頻繁に休む40代主婦Dさん
何故か当日急に休むことが多いDさん。しかも理由は親族の不幸。今まで何人の親戚が亡くなっただろう。叔父さん、叔母さん、色んな人が亡くなった。そして今度は何度も実母が危篤になる。持ち直してまた危篤、これを何度も繰り返す。
急な休みは、人材不足の店にとってワンオペになるという事を意味します。
ある日いつものように急に休んだDさんでしたが、別のスタッフがパチンコに入っていくDさんを目撃します。言い訳を言っていましたが、結局事実か嘘か分からないままその後も同じような理由で休み続け、そのまま辞めてしまいました。
HSPの私には向いていないコンビニ勤務
常に人材不足で、辞められると困る店側はスタッフに注意出来ないという悪循環になっていました。24時間営業のコンビニは、スタッフの年齢層が幅広いだけに本当に色んな人がいました。それ以上にお客さんも色んな人がいる。朝から機嫌の悪い人、毎日やってくる認知症のおばあちゃん、セクハラ発言ばかりするタクシー運転手、毎日トイレだけ利用する若者、酔っ払い、などなど。
不特定多数の人と関わるコンビニは、私にとってエネルギーを消耗する場所になっていました。自分がHSPと知った今は、自分に合っていない仕事だったなとつくづく思います。
最後に
長くなってしまいましたが、ここでは書ききれないほどのエピソードがありました。コンビニは小説が書けるぐらいの人間模様が見られる場所かもしれません。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。